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古里 ─もがみ─ の四季礼賛   秋・冬は9月上旬掲載予定 トップページに戻る
春の部─────────
あたり一面雪で覆われていても、立春を過ぎると日ごとに窓からの風景が変わり、雪国の人たちは春の気配を感じとる。
昔、子供たちが春になると、かたゆき堅雪わたり(凍った雪の上を歩く)という遊びがあった。近道して学校へ行ったこと、裏山を天然のスキー場として遊んだこと、危険は「遊びと自然の中から学ぶ」おおらかな時代であった雪の上からマンサクの花が咲き、ブナの芽吹きが始まる頃になると、雪国の人たちの心はすっかり春だ。
里では雪の消え際から、フキノトウ・カタクリ・スミレなどの草花が咲き始め、田圃に水が入ると、春たけなわ。梅も桜もほとんど同じころ開花、「花まつりやかど焼きまつり」が開かれ、人々は待ちこがれた春を謳歌する。
桜まつり 最上公園 早春の山里 新緑の最上峡 ブナ新緑
夏の部─────────
周囲が、険しい山々に囲まれた最上地方は、夏半ばころまで高い山に残雪が見られる。農作業の目安とされる山の雪形が消えると、緑が深まり春から夏へと季節が変わる。
小川では釣りシーズンたけなわ。最上川では舟下り観光船が行き交い、全国からの観光客で賑わう。
八月の最上地方は、夏まつり一色に染まる。ふるさとへの帰省客を迎え、近郷の町や村では、それぞれの祭りで一夏を楽しむ。
東北の夏祭りの最後を飾る新庄祭りは、藩政時代から続く歴史と伝統のまつりだ。絢爛豪華な山車が歴史絵巻を繰り広げ、例年8月24日から三日間、町方衆や村方衆の若者が一つになって、祭りに酔いしれ燃え尽きる。
新庄山車まつり 庭月灯篭ながし 四ケ村棚田蛍火まつり ヤマルリトラノオ咲く山
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